お気に入りの洋楽を聴きながら英会話を上達させる一石二鳥の勉強法

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Q. 洋楽を聴いていれば英会話が上達すると学校の先生から聞いたので、毎朝聴きながら通学しているのですが、一向に聞き取れるようになりません。どうすれば聞き取れるようになるのでしょうか?本当に洋楽で英会話力はアップするのでしょうか?ポイントがあれば教えてください。

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A. 楽を聴きながら通勤・通学する人は多いですよね。中でも英語圏の歌手が歌っている洋楽は、聴いていて楽しいだけでなく、英会話の練習にはもってこいの教材です。

 「洋楽が好きで毎日聴いているのは楽しいけど、それが英会話力にどう結びつくのかわからない。」そんなあなたのために、楽しみながら英会話力をアップさせる方法があります。今回はその4つのステップを説明します。

 ステップ1:大好きな曲を探す

まず、好きなアーティストの好きな曲を1曲ピックアップします。この時のポイントは、何度聴いても飽きないぐらい好きな曲であること。今回は私の大好きなファレル・ウィリアムスの”Happy”という、2014年の大ヒット曲を例にして説明します。

ステップ2:歌詞を手に入れる 

洋楽を使って英会話学習をする時、歌詞は必須です。YouTubeの場合、公式ビデオの多くは字幕表示ONに設定すると、英語字幕を表示することができます。ダウンロードして聴く場合は、ネットで歌詞を探します。検索で「歌手名(英語) 曲名(英語)lyrics」と入力すると、出てきます。

 今回は” Pharrell Williams Happy lyrics”でトップに出てくるURLをクリックすると、歌詞が表示されます。小さいフォントで印刷しておけば、いつでも取り出して見ることができます。

ステップ3:歌詞を見ながら聴く

歌詞を見ながら曲を聴きます。ポイントは、サビに注目して聴くことです。サビは曲の中で一番伝えたい大切な内容であると同時に、英語の中でもよく使われる表現を使っているので、まずサビの歌詞を覚えれば、英会話の表現力アップに役立ちます。

 “Happy”の中では、”Because I am happy”というコーラスの次に、”Clap along if you feel like~”というサビが何度も繰り返されます。「だって幸せだから」「一緒に手を叩こう、~と君が感じるなら」いう意味の、この部分が一番伝えたいメッセージなのだとわかります。

ステップ4:真似して歌う

最初から全部は無理なので、まずサビの部分だけを真似して歌ってみましょう。それでも難しいなら、サビのうちの単語1個だけでも大丈夫。次第に発音できる単語が増えていきます。声が出せない場所では、口パクでも充分練習になります。

 洋楽の良いところは、言葉を音符に乗せているので、音節やアクセントの位置がはっきりわかることです。それを真似しているうちに、英語のリズムが自然と身についてきます。

最後に:少しずつ歌えるようになる

上記の方法を繰り返すうち、歌詞が聞き取れる部分、歌える部分が少しずつ広がっていきます。そのうち歌詞を見なくても鼻歌で自然と歌詞が口をついて出てくるようになればしめたもの。英会話力が上達したしるしです。

 今回のようにヒット曲を使って学習すれば、ショッピングモールなどでBGMとして曲がかかることも多いので、心の中で一緒に歌えるようになり、学習がさらに楽しくなります。